2020.9.26 ~ 10.2 (会期中無休)

10:30~17:00

 

 

 一水会代表を長く務められた小川游氏は、昨年、山本耕造氏に代表を交代されました。
長きに渡る小川氏の功績に敬意を表すると共に、山本氏のこれからの活躍を期待し、この度の二人展の実現となりました。
 一水会を担ってきたお二人の絵画世界をご堪能頂きたく存じます。
 また、この二人展を記念して、小川氏の代表作である「北の番屋」、山本氏の初の試みとなる題材「富士山眺望」の2点を、
各25部限定で版画製作しました。この機会にぜひご高覧ください。

2020.9.13(日)~19(土)

10:30~18:00 会期中無休

 

【夕立のあと】
すさまじい夕立だった。
いま、あの豪雨が夢であったように思えるほど、青空が眩しい。
コロナ禍と記録破りの猛暑ため、遠方には出ないで、庭と近所の散歩が私の世界だ。うちの周囲では、世界は何も変わらない。庭のすぐそばまでうさぎが来た。蓮の花が綺麗に咲いた。メダカが卵を抱いている。ヒグラシが鳴き始めた。川で時折カワセミを見る。いつもと同じ平和な毎日。液晶画面だけが不安と恐怖を部屋の中に流し込んでくる。
夕立のあとの空にくっきり掛かった虹を思い出していると、愛犬が頬を舐めてきた。さて、制作を始めようか。
                                            吉岡正人

 

 

「丘からの眺め」F5/テンペラ・油彩    「夕立のあと」F20/テンペラ・油彩    「赤い館」 F5/テンペラ・油彩

 

  「冷たい朝」SM/テンペラ・油彩   「輝ける朝」 0号/テンペラ・油彩・金箔  「カメオの女」 F4/テンペラ・油彩

 

 「朝の光」F4/テンペラ・油彩・金箔


埼玉大学名誉教授、日本大学非常勤講師、早稲田大学非常勤講師、一般社団法人二紀会理事
1953年大阪府生まれ。武蔵野美術大学卒業。筑波大学大学院修了。

2020.6.6(土) - 7.20(月)

[第一会場]埼玉画廊 11:00-17:00(火定休)
[第二会場]ギャラリーカフェART MEET Netz 11:00-17:00(月火定休)

ごあいさつ

 4月、5月とデパートが新型コロナウイルス対策の為、閉店した。その間、画廊も必然的に休廊せざるを得なくなった。展覧会開催は不可能になった。
全国の800近い公私立美術館は、4月、5月と閉館が続いている。画廊の企画展も次々と延期や中止を決めている中、作家たちはどうしているのだろうか?制作の時間が増えても、展覧会で発信する手立てがなくなっては、生活もあるのだし、まさか「テイクアウトしてください」と路上で売るわけにもいかないし。

 

そんなことを漠然と思いながら、作家の皆様にメールを送った。
「今、何を考え、どんな想いでいますか?」「何を制作していますか?」……
予想を超えて、たくさんの作家から返信があった。

 

“私達の仕事は不要不急なものだろうか?”
“絵になるところを描きに行くのではなく、身近なものを絵にしていく事こそ画家の仕事”
“描く事こそ生きる事そのものだと思っています”
返事を読むうちに、そうだ!今この状況でしかできない作品を創ってもらい、各々のコメントと一緒に発信してはどうか、と考えた。 すぐにカタログ制作の準備を始め、作家の皆様に呼び掛けた。多くの画家、彫刻家、工芸作家が企画に賛同してくれ、私の背中を押してもらった。

 

テレビでは新型コロナウイルス対策の話ばかりだ。そんな中、ドイツの文化大臣がインタビューに答えていた。
 「アートが“不要不急”なものなどと誰が言うのですか?アートは生きていく上で必要な生命維持装置そのものなのですから。」
……私にはアーティストの“魂の叫び”の様に聞こえて、胸が熱くなった。
「生命を守ること」 「経済を守ること」
それは、政治家や医療従事者の皆様が日々努力され、敬意を表する。

 

「文化を守ること」 
微力かもしれないが、少しでも力を尽くしていきたいと思っている。
                                       2020年 5月某日 埼玉画廊店主

 

<出品作家>

浅見文紀 ・ 安達時彦 ・ 遊馬賢一 ・ 新井 隆  ・ 伊津野雄二 ・ 市川裕司  ・ 宇田川格
蛯子真理央 ・ 遠藤ユキ子 ・ 小川 游 ・ 岡田忠明  ・ 大庭英治  ・ 小田切恵子 ・ 高野浩子
設楽 俊  ・ 高梨芳実  ・ 茶谷雄司 ・ 寺久保文宣 ・ 豊平翠香  ・ 豊平江都  ・ 長谷川善一
馬場 洋  ・ 藤井 誠  ・ 山本耕造 ・ 吉岡正人  ・ 𠮷住裕美  ※五十音順

 



   浅見文紀「一輪」 油彩 SM        遊馬賢一「いちご」 水彩 22*26cm     安達時彦「富士<弥生>」 水彩 SM

 


 新井隆「鉛筆デッサン」 鉛筆・紙 A4   市川裕司「today」 クレパス・水彩紙 A4   伊津野雄二「記憶の森」 テラコッタ
                                              h16*w7.5*d14cm

 


     宇田川格「cafe」      蛯子真里央「シャルダン<注意深い看護婦>の模写B」   遠藤ユキ子「MIEKSMURE」
   アクリルデネブ紙に墨 φ11cm          ガラス絵 F3         和紙、日本画絵具、パステル 18*18cm

 


      大庭英治「風景」         岡田忠明「淤能碁呂 onokoro-Ⅰ」        小川游「オホーツク夕映え」
     水彩 29.7*21cm              油彩 SM                水彩 22.5*29cm

 


 小田切恵子「太古の夢」 日本画 SM    高野浩子「この世界の想い出に」No.5     設楽俊「花瓶に花」 ガラス絵 SM
                       テラコッタ h27*w25*d20cm

 


     高梨芳実「南の花」             茶谷雄司「風」             寺久保文宣「あやめⅡ」
     シルクスクリーン 18*18cm        鉛筆・アルシュ紙 A4         紙・水彩・パステル 22*19cm

 

     豊平江都「水辺の華」          豊平翠香「鴛鴦蒔絵」             長谷川善一
     一服茶器茶杓セット               漆画           「三密の図ー金色の球体を囲んでー」
     蒔絵 h3.5*w6.5cm         h24.5*w29.5*d4.2cm(額寸)       ダクタイル鋳鉄 40*20*20cm

 

    馬場洋「深呼吸」 SM           藤井誠「晴天」 SM           山本耕造「すみれ」
パネル・キャンバス・石膏地・油彩・テンペラ   キャンバス・石膏地・油彩         キャンバス・油彩 SM

 

   吉岡正人「天使のように」 F4       𠮷住裕美「海の見えるテラス」
インク・水性色鉛筆・鉛筆・白パステル鉛筆     水彩・パステル 10*10cm

 

2020.2.8[土]~13[木] 会期中無休

10:00 - 18:00(最終日17:00まで)

 

 

 

   「シンフォニア」 P10  油彩、キャンバス

 

 

 

 

 このたび、埼玉画廊にて、2年半ぶり個展を開催することになりました。油彩とデッサンを展示します。
 油彩には、色彩効果のあるグレーを、デッサンには、色を感じさせるモノクロームであることを願いながら、花、人物、風景に取り組みたいと思っています。また繊細なる現実感と装飾効果を両立させることも目的です。
 コンパクトでありながら、濃縮された展覧会であればと思いますので、是非ご高覧ください。
                     寺久保文宣

 

*2月8日(土)13〜14時、人物デッサンのデモンストレーション(作者による解説付)を行います。


寺久保文宣 Fuminori Terakubo

 

白日会常任委員、日展特別会員

 

1964年埼玉県に生まれる

1984年久米桂一郎賞受賞

1990年東京芸術大学大学院修了(田口安男教室)

2001年日展特選受賞(01,05)、埼玉県展県知事賞受賞
2019年白日会第95回記念展にて内閣総理大臣賞受賞
その他、展覧会、受賞歴多数

 

令和二年 最初の展覧会は、安達時彦さんの個展を開催します。
安達氏は、1945年川口市に生まれ、十二月田小、中学校卒業をし、その後、東京藝術大学、同大学大学院を修了、新人洋画家の登竜門である昭和会賞を受賞し、華々しいデビューを飾りました。
その後、順調にキャリアを重ね、現在は独立美術家協会の運営委員として活躍、県展でも長年審査委員を務めるなど、日本の洋画壇を牽引しています。
能をテーマした大作をはじめ、およそ25点の油彩作品を展示いたします。
川口が生んだスター作家の、地元での初個展です。ぜひご高覧ください。

 

 

「倖<序の舞>」 油彩 181.8×227.3cm

 


独立美術家協会運営委員、日本美術家連盟委員
1945 埼玉県川口市に生まれる
1961 川口市立十二月田中学校卒業
1964 埼玉県立浦和西高等学校卒業
1969 東京藝術大学美術学部油画科卒業(山口薫教室)
1971 同大学院美術研究科油画専攻修了(野見山暁治教室)
1976 美術研修のため渡欧
1988 第23回昭和会展にて<昭和会賞>受賞
収蔵 佐久市立美術館、笠間日動美術館、高澤学園、東日本鉄道文化財団 他