JR川口駅東口デッキ直結 TEL:048-271-5088

OPEN: 10:30 - 18:00

日・祝・月定休(展覧会中は不定休)

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2021年4月10日(土)~17日(土)
会期中無休

AM10:00-PM5:30 (最終日PM4:30まで)

 2017年に開催した、第一回 「豊平翠香・江都親子二人展」は大好評でした。

二回目となる今回の展覧会では、より一層の円熟味が増し、日本の伝統工芸の持つ奥深い美しさを堪能できます。

数千年前から使われている漆器と蒔絵の技法を受け継ぎつつ、歴史と伝統の中にも、 時代を超える現代の美を探究し続ける親子の“美”の世界を、是非ご高覧いただきたいと思います。

 
豊平翠香「鴛鴦蒔絵大棗」
幅7.0×高さ7.3cm
豊平翠香「塩野山蒔絵大棗」
幅7.1×高さ7.5cm
豊平翠香「春日野蒔絵大棗」
幅7.1×高さ7.3cm
豊平翠香「籬に菊蒔絵大棗」
幅7.0×高さ7.3cm
豊平翠香「蔦の細道蒔絵中棗」
幅6.5×高さ6.7cm
豊平翠香「磯辺蒔絵大棗」
幅7.1×高さ7.4cm
豊平翠香「源氏車蒔絵香合」
縦6.8×横7.5×高さ3.0cm
豊平翠香「粒菊蒔絵香合」
縦6.6×横7.5×高さ2.6cm
豊平翠香「古里蒔絵香合」
縦7.4×横6.5×高さ3.3cm
豊平翠香「籬に桜蒔絵」
縦14.6×横14.6cm
豊平翠香「蝶蒔絵」
縦15.0×横15.0cm
豊平翠香「水車蒔絵」
縦15.0×横15.0cm
豊平翠香「山吹蒔絵平棗」
幅8.8×高さ5.2cm
豊平江都「乾漆螺鈿蒔絵飾箱(春粧)」
縦28.0×横15.0×高さ13.0cm
豊平江都「乾漆孔雀文様蒔絵飾箱」
縦27.3×横27.3×高さ10.0cm
豊平江都「乾漆螺鈿蒔絵飾箱(朝露)」
縦23.5×横23.5×高さ13.7cm
豊平江都「乾漆蒔絵螺鈿飾箱(夏燕)」
縦22.0×横26.8×高さ11.3cm
豊平江都「乾漆螺鈿蒔絵飾筥(蜻蛉)」
縦18.3×横13.5×高さ8.7cm
豊平江都「乾漆山吹蒔絵飾箱」
縦22.0×横22.0×高さ9.2cm
豊平江都「乾漆螺鈿蒔絵飾箱(朝露)」
縦21.0×横21.0×高さ10.5cm
豊平江都「乾漆螺鈿蒔絵筥(陽だまり)」
縦12.5×横13.8×高さ5.5cm
豊平江都「乾漆苧環螺鈿蒔絵小筥」
縦10.0×横10.0×高さ4.6cm

2021年3月27日(土)~4月3日(土)

10:00~17:30

黒澤正「晨(白鷺)」 48×24cm

 

 黒澤正氏は、画廊創業以来の長いお付き合いが続いている作家の一人である。
 優しいまなざし、穏やかで誰からも愛され信頼される人柄ゆえ、多くの人に請われて市の美術家協会会長も務められた。
 一方で、絵の制作に取り組む姿勢は自らに厳しく、真摯な姿勢を貫き通し、妥協を許さない。
 名誉を求めず、媚びず、群れず、今は少なくなってしまった、“真の芸術家”であることは間違いないと確信している。  3月吉日 埼玉画廊


[略歴]

1938年 埼玉県秩父郡両神村に生まれる
1962年 東京藝術大学美術学部絵画科日本画科 卒業(前田青邨、平山郁夫先生等に師事)
1972年 今野忠一先生に師事
現在  日本美術院特待、元川口市美術家協会会長

2021年2月11日(木)〜25日(木) 休廊:15日(月)・22日(月)

10:00〜17:30

昨年春にオープンした、川口市の新庁舎の壁面を飾る大作の絵を描いた3人の、意欲的なグループ展です。
 明るい色彩で、優しく子どもを見つめる眼差しや、家族の絆と愛を感じさせる作品は、市役所を訪れる人の心をホッとさせます。また、川口の行事や四季を織り交ぜた大作は、コロナ禍で中止せざるをえなかった様々な体験を思い起こすことができ、市民の心に郷愁と希望を抱かせます。
 若手3人が、その力量をみせる展覧会です。是非ご高覧ください。
コロナ禍ではございますが、美術活動を止めるわけにはいきません。特に、若い作家の発表の場は、積極的に作っていく必要を感じております。
 画廊内は、平常より空気清浄、加湿、換気に努めており、安心してご覧頂ける環境です。

宇田川格 「come homeー芝川からー」
設楽俊 「卓上」
吉住裕美 「グリーンセンター・冬のシグナル」

【作家略歴】
宇田川 格 (うだがわ・かく)
 白日会会員・川口市美術家協会事務局長(会員)
 1979年 川口市元郷 生まれ /2005年 多摩美術大学卒業

 

 

設楽 俊 (したら・すぐる)
 川口市美術家協会会員・立軌会同人
 1985年 川口市宮町 生まれ
2009年 日本大学大学院芸術学研究科造形芸術専攻博士前期課程絵画分野修了
2014年 第49回昭和会展優秀賞

 

 

吉住 裕美 (よしずみ・ひろみ)
 白日会会員・川口市美術家協会会員
 1982年 川口市元郷 生まれ/2005年 多摩美術大学卒業

2020.12.10 ~ 2021.1.30
[休廊]12/14,21,年末年始,1/11,18,25

10:30 ~ 17:00

 「美しさを求める心」をいつも根底にして仕事をしている私共は、このコロナ禍の中、美しさを求める心を失わない為の努力の日々を過ごしてきました。企画展を実施し続ける日々の中で、皆様が癒され、ホッとし、安心でき、そしてウイルスの不安にも負けず、人間の創造力を信じ続け、勇気づけ、希望を持てる展覧会は何かと考え続けました。
 年末年始の期間、画廊の所蔵品の中から、選りすぐったものを見て頂くことにします。
 シャガール、ルノワール、ゴーギャン、デュフィは20世紀フランスを拠点に活動し、美術史にその名を残した作家達です。
 フジタ(藤田嗣治)は日本人として、ヨーロッパを拠点に活躍し、多くの作品を残した稀な作家です。評価は近年益々高まり、高騰の一途を辿っています。
 バンクシー!! 今もっとも世界の注目を浴びています。この謎の“覆面アーティスト”は、世界の至るところに出没して、公共の場所に描くことで話題をさらっております。そのことで社会とのコミュニケーションをとるという、新しい社会派アーティストといえるでしょう。
 画廊内は換気、空気清浄、消毒、加湿に心掛けており、安心してゆっくりと名画を鑑賞して頂けます。
 19世紀のイギリスのビクトリア朝時代初頭の家具、18世紀フランスのシャンデリアなど、趣のあるくつろいだ空間を演出しています。是非皆様には落ち着いた空間で、年末年始の慌ただしさを一時忘れて、お過ごし頂けることを願っております。
 コロナ禍の中、不穏な時代ですが、アートに希望の光が見出せることを信じております。  画廊主

 

 

 

ルノワール 「田舎のダンス」 ソフトグランドエッチング 31.8×25.1cm

 

繊細なエッチングの線が特長。油彩作品である『ブージヴァルのダンス』から制作したエッチング。まるで音楽が聞こえてきて、ダンスの動きが伝わってくるようだ。女性のドレスの裾は動きで揺れ、男性のジャケットは勢いで広がっている。この様なダンスの細かな動きの表現は、エッチングだからこそ為せる技と言える。
 『ブージヴァルのダンス』は、ルノワールによる1883年作。現在は、アメリカ合衆国マサチューセッツ州、ボストン美術館の所蔵で、「美術館で最も愛される作品のひとつ」とされている。作品のモデルは、ルノワールの友人シュザンヌ・ヴァラドンとポール=オーギュスト・ロートである。この作品は、ルノワールが印象派独特の明るい色合いを維持しながらも、ルーヴル美術館の絵画の模写を通して学んだ、より古典主義的な様式を取り入れた最初の作品だと言われている。

 

 

【参考作品】「ブージヴァルのダンス」1883年 キャンバス・油彩(ボストン美術館所蔵)

ルノワール 紹介ページ

 

藤田嗣治 「立てる横向きの裸婦」 エッチング ed有り 59.0×39.3cm

 

 1929年〜1930年に制作されたエッチング。猫、子供シリーズと並んで、藤田銅版画の最高傑作の一つとして名高い作品。
 エ・コールド・パリ時代の乳白色の肌の油彩の雰囲気を良く伝えており、その滑らかな下地の表情を生かした質感、繊細な描線、柔らかな色彩は油彩画と見紛う程で、日本的で洗練された美しさを漂わせている。

 

藤田嗣治 「自画像」  エスタンプ 30.0×20.0cm
2018年 「藤田嗣治 没後50年記念展」(マイヨール美術館/パリ市)の限定制作エスタンプ

 

藤田嗣治 「猫」 エスタンプ 20.0×30.0cm
2018年 「藤田嗣治 没後50年記念展」(マイヨール美術館/パリ市)の限定制作エスタンプ

 

藤田嗣治 紹介ページ

ゴーギャン 「女性とイチジク」 エッチング 26.5×41.5cm カタログ・レゾネ Kornfeld25

 

この作品はタヒチ時代に制作したエッチングである。ゴーギャンは、実は、版画、彫刻、陶芸など数多く制作し、文章も多く残している。それまでの印象派とははっきりと異なる実験的な色使いで制作していた後期印象派の代表的な作家で、彼はピカソやマティスといったのちの前衛美術家や近代美術に大きな影響を与えた。

 

デュフィ 「ルピック通り」 1903年 アクリルガッシュ・パステル 59.0×44.0cm

 

 「ルピック通り」は、デュフィがパリ国立美術高等学校(エコールドボザール)時代、又は卒業直後に描かれた作品。アクリルガッシュ(水彩)とパステルを巧みに使い、軽やかなタッチでパリの風景を描いており、描写力の高さから才能を垣間見ることができる。

デュフィ 紹介ページ

 

シャガール ダフニスとクロエより「ニンフたちの洞穴での婚礼の祝宴」 リトグラフ 42.2×63.8cm

 

 この作品は、シャガールが古代ギリシアの純愛小説「ダフニスとクロエ」をもとに制作したリトグラフ集の中の名品。シャガールの「ダフニスとクロエ」は、世界的にも挿画本の最高傑作として大変有名な作品であり、これは最も幸福な最後の祝宴の場面である。その美しい色使いにこそ、シャガールが今世紀最大の愛の画家と言われる所以である。

シャガール 紹介ページ

 

BANKSY 「風船と少女」 WCP版 65.0×46.5cm

 

 イギリスのストリートを中心に、公共の建物の壁などに絵を描き、グラフィティ・アーティストとしての活動を行っているBANKSY。”風船と少女”のモチーフは、ストリートアートとしていくつか残しているが、2018年10月のサザビーズ・オークションで、キャンバスに描かれた「風船と少女」の作品が、落札された直後にシュレッダーで裁断され、話題となった。
 本作品は、イギリスのWEST COUNTRY PRINCE(WCP)で制作された「風船と少女」のリプロダクション作品である。WCPの複製技術と本物さながらの工程は評価が高く、高価になったオリジナル作品の争奪戦から早々と撤退したバンクシーのコレクター達からも支持を集めている。

 

2020年11月21日(土)~28日(土)

10:30~17:30 会期中無休
最終日 16:30まで

 

鉛筆画のサンクチュアリ
建畠晢

 

 

究極的な写実とは、いま目の前にあるものの本質に迫ること、命そのものに触れる瞬間をもたらすことではなかろうか。木下晋は他に類例のない表現力をもって鉛筆を走らせるが、彼の関心は再現的な描写にあるわけではない。彼はパーキンソン病で硬直した自らの妻を描くが、その麗しい陰影は、澄んだ透明感のある光であり、存在の本質だけを突き詰めようとする画家の眼差しが浮か浮かび上らせた聖なる光景である。
 木下は妻をどんどん魅力的になっていく理想のモデルだという。裸の彼女が衣服を身につける後ろ姿を描いた一見、グロテスクな作品は、語義矛盾を承知でいうのだが、画家なる者の業の崇高さを感じさせずにはおかない。その妻が語った「まるでとり憑かれたように、この人は重い鎖を足につけたままに光に向かって歩いていく」という言葉は、私たちを深い感動に誘う。鉛筆画が向かう極限的なサンクチュアリ!

 

 


事前に収録した [木下晋×建畠晢ギャラリートーク]を上映します。
展覧会期間中毎日 ①11:00~ ②14:00~


 

「仰臥」     125*200cm 2020年
「生命の営み」 200*125cm 2019年
「願い」     125*200cm 2019年
「無心」     91*45cm 2019年
「シンちゃんのくつろぎ」     24*27cm 2020年
「迷い虫」     15*24cm 2017年
「四川省のトンボ」     20*29.5cm 2020年
「四川省のカニ」     22*24cm 2017年
「羽撃き」     24*36.5cm 2018

木下 晋(きのした・すすむ)

 

1947年富山市生まれ。
69年評論家・瀧口修造氏、72年洲之内徹氏らと知遇を得る。
77~78年頃 川口市に在住。
81年ニューヨークに渡り、荒川修作と出会う。帰国後、鉛筆画を本格的に始める。
瞽女・小林ハルや元ハンセン病の詩人・桜井哲人らを描く。

 

東京大学工学部建築学科講師、武蔵野美術大学客員教授、金沢美術工芸大学大学院博士課程専任教授などを歴任。

 

《パブリックコレクション》
国立国際美術館、福岡市美術館、神奈川県立美術館、新潟県立近代美術館、宮城県立美術館、沖縄県立美術館他多数