JR川口駅東口デッキ直結 TEL:048-271-5088

OPEN: 10:00 - 17:30

日・祝・月定休(展覧会中は不定休)

アクセス

2025年5月17日(土)~24日(土)
*19日休廊

10:00~17:30(最終日~17:00)

《ガーディアン》
木彫、楠に彩色、h71㎝×w21㎝×d17㎝
 いうまでもなく人もまた自然の一部にすぎないということから<守る者―守られる者>という関係は自然界において常に相互に作用しています。そしてその世界を成り立たせているのは理解と愛情……正しく知ることと慈しみに他ならないという思いが「ガーディアン(守護者)」には込められています。
 もともと信心深いわけではありませんが、伊津野雄二さんの彫刻の前では、清らかな、見えない世界に対しての感謝と祈りの気持ちが湧き上がってきます。美の拠り所となるものは、そうした小さな感動であり、私にとっては、それが生きる力になっています。
 宗教哲学者でもあり、民藝運動の創始者である柳宗悦は、美の価値についてこう語っています。
 ―美は哲学上「価値」と呼ばれるものの一つであるが、価値である限りは、内に無上性を持つものであって(略)それが絶対値に触れる限りは、永遠なるものと結ばれていなければならない。この永遠なるものをこそ「聖なる世界」と呼んでいるのである。―
 伊津野雄二さんの作品は、私たち誰もが持っている「聖なる世界」の入り口である、といっても大げさではないでしょうか。
                                                         埼玉画廊

伊津野 雄二 Yuji IZUNO

 

《略歴》
1948年 兵庫県生まれ
1969年 愛知県立芸術大学美術学部彫刻科中退
1975年 知多工房として個展 (~’88年)
《彫刻個展》
1997年 豊田市美術館ギャラリー(愛知)
1998年 煥乎堂ギャラリィ(群馬)
2000年〜名古屋画廊(愛知)
2001年~ギャラリー椿(東京)
2004年 日本橋髙島屋(東京)
2008年〜新潟絵屋(新潟)
2009年〜ギャラリー島田(兵庫)
2017年 東御市梅野記念絵画館(長野)
2019年~埼玉画廊(’23年)
2020年 玄羅アート(石川)

2025年3月15日㈯~22日㈯
17日㈪休廊

10:00~17:30(最終日17:00迄)

鵜飼陽子《Spring Flower (Ⅰ)》
F3号、アクリル画
中島伸一《夢の庭》
F3号、油彩画
熊谷弥生《青いベンチ》
F3号、油彩画
大木利子《白樺街道》
F4号、油彩画
植木治子《アリウムの咲く庭》
F4号、パステル、水彩
 長い冬が終わり、桜の蕾が膨らみ始める季節となりました。芽吹きの萌しに胸躍らせている方々も多いのではないでしょうか。
 この度「癒しの緑展」と題し、川口市内在住の作家たちに緑溢れる作品を制作していただきました。モチーフや技法はもちろんのこと、緑色の扱い方ひとつ取っても作家ごとに異なっており、見ごたえある作品が集まって大変充実した展示となっております。
 皆様のご来廊心よりお待ちしております。
                                                       埼玉画廊
※掲載作品以外にも多数ご出品いただいております。

【出品作家】(50音順/敬称略)
植木治子
鵜飼陽子
大木利子
熊谷弥生
中島伸一

2025年2月15日㈯~22日㈯
17日㈪休廊

10:00~17:30(最終日17:00迄)

高野浩子《花輪をつけたウメちゃん》
11㎝*10㎝*8.5㎝、テラコッタ
馬場洋《三時の雨》
F4号、キャンバス、石膏地に油彩、テンペラ
藤井誠《錦を飾る》
F4号、油彩、キャンバス
宇田川格《コツメカワウソ》
25㎝*25㎝、油彩、キャンバス
𠮷住裕美《緑の通り道》
M4号、油彩、キャンバス
設楽俊《はと》
F4号、油彩、キャンバス
菊池治子《葦毛の親子》
F15号、日本画
吉田喜代美《やさしい白虎》
F3号、日本画
佐々亮暎《とどくかな》
半切、水彩
 今でこそ身の回りに多種多様な動物がいることは当たり前となっていますが、異国の動物を簡単に目に出来るようになったのは近代以降と、かなり最近のことです。
 時には鑑賞し、時には同僚や相棒となる。そして時にはその命を口にする。人類が築いた共同体の中で役割を持ち、共存してきた動物は、歴史上の様々な芸術作品の中に登場します。
 本展覧会では「ちいさな動物展」と銘打ち、動物をモチーフにした小品作品を展示しております。作家たちが動物たちに向けている視線や、その表現方法に注目しながら楽しんでいただければ幸いです。
 ご来廊心よりお待ちしております。
                                                      埼玉画廊

 

※掲載している作品の他にも多数ご出品いただいております。

【出品作家】(50音順/敬称略)
宇田川格
菊池治子
高野浩子
佐々亮暎
設楽俊
馬場洋
藤井誠
𠮷住裕美
𠮷田喜代美
    ほか

2025年1月10日㈮~18日㈯
14日㈫休廊

10:00~17:30(最終日17:00迄)

遊馬賢一《春霞む富士》
F4号、油彩
黒澤正《富士》
SM号、日本画
山本耕造《海から見る富士》
F3号、油彩
蛯子真理央《夕暮れの街と富士》
F4号、水彩
藤井誠《春を祝う》
F4号、油彩
 季節や時間によって表情を変える富士山は昔から絵画に描かれ、日本人に親しまれてきました。本展覧会では油彩画、日本画、水彩画で表現された富士山の作品を集めております。
 初夢に富士山を見ると縁起が良いと言われています。新年初回の展覧会に、ぜひ富士山の作品を楽しんでいただければと思います。
 ご来廊心よりお待ちしております。
                                                     埼玉画廊

【出品作家】(50音順/敬称略)
遊馬 賢一
蛯子 真理央
小川 游
黒澤 正
藤井 誠
山本 耕造

2024年12月5日㈭-11日㈬

10:00-17:30(最終日17:00迄)

西耕三郎《巳の4色》
35㎝×24㎝、和紙に型染め
黒澤正《守神》
SM号、日本画
𠮷田喜代美《昼寝》
SM号、日本画
菊池治子《招福》
SM号、日本画
森下博子《まどろむ》
SM号、日本画
市川嘉泉《辰巳》
37㎝×50㎝、書
豊平翠香《蓬莱山蒔絵 棗》
7.2㎝×7.5㎝
うるみ溜塗、平文、高蒔絵、研出蒔絵、平蒔絵
豊平江都《乾漆蒔絵螺鈿飾箱「春の調べ」》
15.2㎝×15.2㎝×8.3㎝
乾漆、螺鈿、研出蒔絵、高蒔絵
 2025年の干支は巳です。蛇は古来より神の使いや豊穣の象徴として知られており、古今東西の様々な芸術品のモチーフとなってきました。来たる巳年がその名の通り好転することを願って「復活と再生」という副題を付けております。
 巳以外にも十二支に登場する動物の作品が、日本画、書、工芸の技法でご覧いただけます。新年を迎えるにあたり縁起の良い作品ばかりですので、ぜひご高覧ください。
 ご来廊心よりお待ちしております。
                                                     埼玉画廊

【出品作家】(50音順/敬称略)
市川嘉泉
菊池治子
黒澤正
豊平江都
豊平翠香
西耕三郎
森下博子
𠮷田喜代美