JR川口駅東口デッキ直結 TEL:048-271-5088

OPEN: 10:00 - 17:30

日・祝・月定休(展覧会中は不定休)

アクセス

2025年6月28日㈯~7月4日㈮
会期中無休

10:00~17:30(最終日17:00迄)

《あられ》
テラコッタ、H22㎝
《花畑 Ⅱ》
テラコッタ、H34㎝
《姫》
大理石、H16㎝
《渚のX》
トラバーチン石、H53㎝
《白亀》
トラバーチン石、H50㎝
《花の声聞く》
本小松石、H31㎝
《プリズム》
テラコッタ、F6号サイズ
《前、左、上、右》
テラコッタ、H25㎝
 川口市赤山にあるイイナパーク内に、ある石彫作品が設置されています。《花の声聞く》という題のその石彫は、花の彫られた有機的な形態とその隣に耳をそば立てている女性像が置かれており、ふたつとも省略されたシンプルな曲線を描いています。
 しかし作品をよく見ると、女性の裾から見える右足や袖から見える右手、顔の表情などは繊細で柔らかい質感が感じられ、 イイナパークという緑あふれる場所に置かれたことによって作品と自然が見事に調和しています。
 今回の個展でも動物や花、女性像の作品が出品されております。シンプルでありながら繊細という作家の表現にぜひご注目ください。
 ご来廊心よりお待ちしております。
                                                    埼玉画廊

市川 明廣 Akihiro ICHIKAWA
【略歴】
1948年 愛知県一宮市に生まれる
1973年 東京藝術大学彫刻科卒業
     二科展に出品(以降毎年)
1975年 東京藝術大学大学院彫刻専攻修了
     二科展にて特選受賞
     東京藝術大学彫刻科非常勤講師となる(~77年)
1982年 二科展にて会友賞受賞
1983年 現代芸術選抜展(文化庁主催)出品
1987年 神戸具象彫刻大賞展にて読売賞受賞(神戸市買上)
1988年 公益社団法人二科会 彫刻部会員に推挙される
1992年 二科展にて会員賞受賞
1995年 名古屋芸術大学彫刻科非常勤講師となる(~2000年)
1997年 愛知県芸術文化選奨にて文化賞受賞
2012年 公益社団法人二科会 評議員に就任
2015年 第100回記念二科展にてローマ賞受賞
2016年 公募団体ベストセレクション2016展出品(東京都美術館)
2018年 川口市めぐりの森に石彫《花の声聞く》設置
ほか 個展、グループ展、授賞多数
現在 公益社団法人二科会会員(運営委員)

2025年6月7日㈯~14日㈯
9日㈪休廊

10:00~17:30(最終日17:30まで)

《共に。》
F8号、木パネル、キャンバス
石膏地、油彩、テンペラ
《Nebula》
F6号、木パネル、キャンバス
石膏地、油彩、テンペラ
《雨宿り》
F10号、木パネル、キャンバス
石膏地、油彩、テンペラ
《grace》
F6号、木パネル、キャンバス
石膏地、油彩、テンペラ
アトリエの棚で静かに出番を待つ物たち。その尊い存在に、私自身がこの世界に対する見え方や抱く感情などを投影すると、心が穏やかになる瞬間に出会う。
光や色は多層的な奥行きがあり、どうにか描き留めておきたいです。
ご高覧いただけましたら幸いです。
                                                     馬場 洋

 

作家在廊日:6月8日㈰、13日㈮、14日㈯

馬場 洋 Hiroshi BABA
《略歴》
1980年 生まれ
2007年 埼玉大学教育学部美術専修卒業
2012年 筑波大学大学院人間総合科学研究科博士後期課程修了 博士(芸術学)
2018年 個展(埼玉画廊)(‛21,'23)

2025年5月17日(土)~24日(土)
*19日休廊

10:00~17:30(最終日~17:00)

《ガーディアン》
木彫、楠、h71㎝×w21㎝×d17㎝
《ディスタンス<記憶>》
木彫、楠・桐、h48㎝×w58㎝×d16㎝
《ギフト》
木彫、楠、h54㎝×w18㎝×d10㎝
《掌の中の森》
木彫、松・楠、h55㎝×w18㎝×d15㎝
《フォレスト<胸像>》
木彫、楠、h35㎝×w22㎝×d11㎝
《グリーンブック<1>》
木彫、楠、h31.5㎝×w14㎝×d10㎝
《グリーンブック<2>》
木彫、楠、h31.5㎝×w14.5㎝×d10㎝
《フォレストレポート<オーク>》
木彫、カヤ、h20.5㎝×w14.5㎝×d6㎝
《フォレストレポート<オリーブ>》
木彫、カヤ、h20.5㎝×w14.5㎝×d6㎝
《ガーディアン》
テラコッタ、h26㎝×w15㎝×d15㎝
《フォレスト》
テラコッタ、h34㎝×w11㎝×d12㎝
《秋の書物》
テラコッタ、h30㎝×w12㎝×d14㎝
 いうまでもなく人もまた自然の一部にすぎないということから<守る者―守られる者>という関係は自然界において常に相互に作用しています。そしてその世界を成り立たせているのは理解と愛情……正しく知ることと慈しみに他ならないという思いが「ガーディアン(守護者)」には込められています。
 もともと信心深いわけではありませんが、伊津野雄二さんの彫刻の前では、清らかな、見えない世界に対しての感謝と祈りの気持ちが湧き上がってきます。美の拠り所となるものは、そうした小さな感動であり、私にとっては、それが生きる力になっています。
 宗教哲学者でもあり、民藝運動の創始者である柳宗悦は、美の価値についてこう語っています。
 ―美は哲学上「価値」と呼ばれるものの一つであるが、価値である限りは、内に無上性を持つものであって(略)それが絶対値に触れる限りは、永遠なるものと結ばれていなければならない。この永遠なるものをこそ「聖なる世界」と呼んでいるのである。―
 伊津野雄二さんの作品は、私たち誰もが持っている「聖なる世界」の入り口である、といっても大げさではないでしょうか。
                                                         埼玉画廊

伊津野 雄二 Yuji IZUNO

 

《略歴》
1948年 兵庫県生まれ
1969年 愛知県立芸術大学美術学部彫刻科中退
1975年 知多工房として個展 (~’88年)
《彫刻個展》
1997年 豊田市美術館ギャラリー(愛知)
1998年 煥乎堂ギャラリィ(群馬)
2000年〜名古屋画廊(愛知)
2001年~ギャラリー椿(東京)
2004年 日本橋髙島屋(東京)
2008年〜新潟絵屋(新潟)
2009年〜ギャラリー島田(兵庫)
2017年 東御市梅野記念絵画館(長野)
2019年~埼玉画廊(’23年)
2020年 玄羅アート(石川)

2025年3月15日㈯~22日㈯
17日㈪休廊

10:00~17:30(最終日17:00迄)

鵜飼陽子《Spring Flower (Ⅰ)》
F3号、アクリル画
中島伸一《夢の庭》
F3号、油彩画
熊谷弥生《青いベンチ》
F3号、油彩画
大木利子《白樺街道》
F4号、油彩画
植木治子《アリウムの咲く庭》
F4号、パステル、水彩
 長い冬が終わり、桜の蕾が膨らみ始める季節となりました。芽吹きの萌しに胸躍らせている方々も多いのではないでしょうか。
 この度「癒しの緑展」と題し、川口市内在住の作家たちに緑溢れる作品を制作していただきました。モチーフや技法はもちろんのこと、緑色の扱い方ひとつ取っても作家ごとに異なっており、見ごたえある作品が集まって大変充実した展示となっております。
 皆様のご来廊心よりお待ちしております。
                                                       埼玉画廊
※掲載作品以外にも多数ご出品いただいております。

【出品作家】(50音順/敬称略)
植木治子
鵜飼陽子
大木利子
熊谷弥生
中島伸一

2025年2月15日㈯~22日㈯
17日㈪休廊

10:00~17:30(最終日17:00迄)

高野浩子《花輪をつけたウメちゃん》
11㎝*10㎝*8.5㎝、テラコッタ
馬場洋《三時の雨》
F4号、キャンバス、石膏地に油彩、テンペラ
藤井誠《錦を飾る》
F4号、油彩、キャンバス
宇田川格《コツメカワウソ》
25㎝*25㎝、油彩、キャンバス
𠮷住裕美《緑の通り道》
M4号、油彩、キャンバス
設楽俊《はと》
F4号、油彩、キャンバス
菊池治子《葦毛の親子》
F15号、日本画
吉田喜代美《やさしい白虎》
F3号、日本画
佐々亮暎《とどくかな》
半切、水彩
 今でこそ身の回りに多種多様な動物がいることは当たり前となっていますが、異国の動物を簡単に目に出来るようになったのは近代以降と、かなり最近のことです。
 時には鑑賞し、時には同僚や相棒となる。そして時にはその命を口にする。人類が築いた共同体の中で役割を持ち、共存してきた動物は、歴史上の様々な芸術作品の中に登場します。
 本展覧会では「ちいさな動物展」と銘打ち、動物をモチーフにした小品作品を展示しております。作家たちが動物たちに向けている視線や、その表現方法に注目しながら楽しんでいただければ幸いです。
 ご来廊心よりお待ちしております。
                                                      埼玉画廊

 

※掲載している作品の他にも多数ご出品いただいております。

【出品作家】(50音順/敬称略)
宇田川格
菊池治子
高野浩子
佐々亮暎
設楽俊
馬場洋
藤井誠
𠮷住裕美
𠮷田喜代美
    ほか