第4回 構成と色彩展
-composition et couleur-
2018年2月5日〜19日
*6日(火)、13日(火)は休廊
10:00~18:00 (最終日は17:00まで)
<出品作家>
蛯子真理央、大山智子、設楽俊、傍島幹司、寺久保文宣、白田彩乃、福島唯史、山田真二、吉住裕美
「構成と色彩」の詩心
「構成と色彩」というテーマは、「色と形」で詩を書こうとすること、「色と形」で作曲しようとすること、そして「色と形」が
歌うことを目指した「絵画」を描こうとすることです。それはまた、モダンアートの詩心(しごころ)でもあります。
「構成」という語は、色々な意味で使われますが、ここではコンポジション(composition)の訳語としての「構成」を指します。
コンポジションには、文法・作曲の意味もあり、絵画・彫刻に使われ、文学・音楽・美術等の、つまり芸術表現における「骨組みある、
全ての要素の有機的関連性」と受け止めておいてくださればありがたいです。「構成」とは芸術のα(アルファ)でありΩ(オメガ)であるのです。
対象物に仮託した、言葉の無い、音の無い、音楽の絵画を目指した展覧会です。
寺久保文宣(白日会常任委員、日展会員)