JR川口駅東口デッキ直結 TEL:048-271-5088

OPEN: 10:00 - 17:30

日・祝・月定休(展覧会中は不定休)

アクセス

2020.6.6(土) - 7.20(月)

[第一会場]埼玉画廊 11:00-17:00(火定休)
[第二会場]ギャラリーカフェART MEET Netz 11:00-17:00(月火定休)

ごあいさつ

 4月、5月とデパートが新型コロナウイルス対策の為、閉店した。その間、画廊も必然的に休廊せざるを得なくなった。展覧会開催は不可能になった。
全国の800近い公私立美術館は、4月、5月と閉館が続いている。画廊の企画展も次々と延期や中止を決めている中、作家たちはどうしているのだろうか?制作の時間が増えても、展覧会で発信する手立てがなくなっては、生活もあるのだし、まさか「テイクアウトしてください」と路上で売るわけにもいかないし。

 

そんなことを漠然と思いながら、作家の皆様にメールを送った。
「今、何を考え、どんな想いでいますか?」「何を制作していますか?」……
予想を超えて、たくさんの作家から返信があった。

 

“私達の仕事は不要不急なものだろうか?”
“絵になるところを描きに行くのではなく、身近なものを絵にしていく事こそ画家の仕事”
“描く事こそ生きる事そのものだと思っています”
返事を読むうちに、そうだ!今この状況でしかできない作品を創ってもらい、各々のコメントと一緒に発信してはどうか、と考えた。 すぐにカタログ制作の準備を始め、作家の皆様に呼び掛けた。多くの画家、彫刻家、工芸作家が企画に賛同してくれ、私の背中を押してもらった。

 

テレビでは新型コロナウイルス対策の話ばかりだ。そんな中、ドイツの文化大臣がインタビューに答えていた。
 「アートが“不要不急”なものなどと誰が言うのですか?アートは生きていく上で必要な生命維持装置そのものなのですから。」
……私にはアーティストの“魂の叫び”の様に聞こえて、胸が熱くなった。
「生命を守ること」 「経済を守ること」
それは、政治家や医療従事者の皆様が日々努力され、敬意を表する。

 

「文化を守ること」 
微力かもしれないが、少しでも力を尽くしていきたいと思っている。
                                       2020年 5月某日 埼玉画廊店主

 

<出品作家>

浅見文紀 ・ 安達時彦 ・ 遊馬賢一 ・ 新井 隆  ・ 伊津野雄二 ・ 市川裕司  ・ 宇田川格
蛯子真理央 ・ 遠藤ユキ子 ・ 小川 游 ・ 岡田忠明  ・ 大庭英治  ・ 小田切恵子 ・ 高野浩子
設楽 俊  ・ 高梨芳実  ・ 茶谷雄司 ・ 寺久保文宣 ・ 豊平翠香  ・ 豊平江都  ・ 長谷川善一
馬場 洋  ・ 藤井 誠  ・ 山本耕造 ・ 吉岡正人  ・ 𠮷住裕美  ※五十音順

 


浅見文紀「一輪」 油彩 SM
遊馬賢一「いちご」水彩22*26cm
安達時彦「富士<弥生>」 水彩 SM
新井隆「鉛筆デッサン」 鉛筆・紙 A4
市川裕司「today」 クレパス・水彩紙 A4
伊津野雄二
「記憶の森」
テラコッタ h16*w7.5*d14cm
宇田川格「cafe」
アクリルデネブ紙に墨 φ11cm
蛯子真里央
「シャルダン<注意深い看護婦>の模写B」
ガラス絵 F3
遠藤ユキ子
「MIEKSMURE」
和紙、日本画絵具、パステル 18*18cm
大庭英治「風景」 水彩 29.7*21cm
岡田忠明
「淤能碁呂 onokoro-Ⅰ」
油彩 SM
小川游
「オホーツク夕映え」
水彩 22.5*29cm
小田切恵子
「太古の夢」 
日本画 SM
高野浩子
「この世界の想い出に」
No.5 テラコッタ h27*w25*d20cm
寺久保文宣
「あやめⅡ」
紙・水彩・パステル 22*19cm
豊平江都
「水辺の華」
一服茶器茶杓セット 蒔絵 h3.5*w6.5cm
豊平翠香
「鴛鴦蒔絵」 漆画
h24.5*w29.5*d4.2cm(額寸)
長谷川善一
「三密の図ー金色の
球体を囲んでー」
ダクタイル鋳鉄 40*20*20cm
馬場洋
「深呼吸」 SM
パネル・キャンバス
石膏地・油彩・テンペラ
藤井誠
「晴天」SM
キャンバス・石膏地・油彩
山本耕造
「すみれ」
キャンバス・油彩 SM
吉岡正人
「天使のように」F4
インク・水性色鉛筆
鉛筆・白パステル鉛筆
𠮷住裕美
「海の見えるテラス」
水彩・パステル 10*10cm