確実なデッサン力と描写力を持ち合わせる山本耕造は、 おさえた色彩の中に洋画と日本画の領域を超える独自の世界観を創り出している。 「クレーが好き」と、作家が描いた抽象画を見せてもらった。 今もなお、新しい芸術を探求しつづける秘めたる情熱を感じとることができる。 もっと評価されるべき作家との想いがしてならない。 多くの方にご高覧いただきたいと切に願っている。

 

※会期中、7日(終日)・9日(午後)を除き、作家在廊しております。