木下 晋
Susumu Kinoshita
10Hから10Bまでの22段階の濃淡の鉛筆を駆使し、人間の命、魂に迫る。
これまでの代表作は最後の瞽女と言われる小林ハル、谷崎潤一郎『痴人の愛』モデルの和嶋セイ、
元ハンセン病の詩人・桜井哲人をモデルとする作品など。
これまでの代表作は最後の瞽女と言われる小林ハル、谷崎潤一郎『痴人の愛』モデルの和嶋セイ、
元ハンセン病の詩人・桜井哲人をモデルとする作品など。
《略暦》
- 1947
- 富山市に生まれる
彫刻家・木内克や洋画家・麻生三郎らに指導を受ける - 1964
- クレヨン画「起つ」が自由美術協会展入選(東京都美術館)。富山県史上最年少の入選。
- 1969
- 評論家・瀧口修造氏、72年洲之内徹氏らと知遇を得る
- 1981
- ニューヨークに渡り、荒川修作と出会う。帰国後、鉛筆画を本格的に始める
《パブリックコレクション》
東京国立近代美術館、国立国際美術館、福岡市美術館、神奈川県立美術館、新潟県立近代美術館、宮城県立美術館、平塚市美術館、沖縄県立美術館、目黒区美術館 他10数館
《当画廊での展覧会歴》
2020年11月21日〜28日木下晋展ーいのちに触れるー
《出版物》
「生の深い淵からーペンシルワーク」(里文出版)2002
絵本「ハルばぁちゃんの手」(福音書店)2005
画文集「祈りの心」(求龍堂)2012
絵本「はじめての旅」(福音書店)2013
絵本「森のパンダ」(講談社)2017
「いのちを刻む 鉛筆画家の奇才、木下晋自伝」(藤原書店)2019
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